製作の流れ
受入検査
お預かりした刃物は工場にて受入検査を行います。刃物の状態、お客様のご注文内容、過去の再研磨履歴など1本1本丁寧にチェック。このタイミングで問題や確認事項がございましたら、お客様にご連絡を差し上げます。
切断・粗研削
欠けや摩耗の大きな刃物は、必要に応じて切断。刃物の総寿命を延ばすために、この切断量はできる限り少なくしております。職人の技術で、機械ではできない形状を作り出します。
精度や面粗度の向上に、砥石のダイナミックバランスの調整を行っています。バランスのとれた砥石を使用、さらなる品質向上を目指します。
仕上研磨
粗研削の後、万能工具研削盤や自動研削盤で、仕上げ研磨を行います。工具研削盤は、カップ型の砥石を使用して、刃物の形状に合わせて形状を変えたり、砥石を当てる角度を変えていきます。
検査
最終確認を行います。刃の角度など、加工に大きく影響を与える箇所は入念に検査を行います。厳しい公差を設けており、その基準をクリアした刃物のみが、次の工程に送られます。
コーティング
被削材に合わせた最適なコーティングを行っております。コーティングの種類の取り揃えも豊富ですので、どんなご要望にもお応えいたします。
発送・納品
再研磨が終わった刃物は終了次第、納品させて頂きます。もちろん特急対応も行っておりますので、早急に刃物の製作・再研磨が必要な場合は事前にご連絡お願い致します。